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桜島一周のしおり
桜島フェリーの話

はじめに桜島フェリーの自慢を少し…
桜島フェリーは旅客、車両ともに輸送量日本トップクラスを誇り、世界屈指でもあります。2019年は旅客313万人、車両117万台といったところです。便数も平日102便、休日112便、20分間隔で運行しておりとても便利です。筆者が小学校低学年の頃は10分間間隔で毎日176便運航されていたことと比べると減ってしまっていますが。ちなみに、旅客輸送量については一つの会社としては日本一ですが一つの航路ですと宮島航路(JR西日本と松大汽船)に負けて二番手です。
また、桜島フェリーの船舶は総トン数が平均約1,200トンです。15分の短距離航路では300トンくらいが主流ですが、桜島フェリーが大きいのにはちゃんと理由があります。薩摩半島と大隅半島を結ぶ海のバイパスの役割があり車両を大量に積載する必要があるためでして、現在はどの船でも一度に乗用車60台を積むことができます。桜島港は車両用可動橋6基、人道橋3基が整備されており、こんな設備は世界でも有数になります。1941年に日本で初めてカーフェリーを運航したことも有名で、現在の第二桜島丸サクラフェアリー、桜島丸サクラエンジェルは国内最大級の電気推進のカーフェリーです。
船内には展望デッキや望遠鏡、うどんコーナーや売店もあります。海の上でいただくうどん、そばは格別です。ぜひご賞味ください。航海時間は15分しかありませんので猫舌の方はご注意を!
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